2007年5月27日 (日)

胚盤胞凍結

長かった・・・。
期待しないつもりでも、気にしないつもりでも、そんなの無理だったし。

携帯のアラームを解除して、リビングのドアを閉め、
寝室のドアも閉めて電話をかける。
忘れないためにアラームを設定したんだけど、
忘れるわけもなく、
結局、アラーム時間10分も前に電話をかけてしまった。

なかなか繋がらない。リダイヤルを続け、10分後にやっと繋がった。
穏やかな声色の、男の培養士さんだった。
”少々お待ち下さい”と保留音が流されたとき、
深く大きなため息を付いた。緊張で震えていた。

”培養を続けていた1つの卵ですが、胚盤胞になりましたので
凍結しました”と。
”ありがとうございます”と、やっと声が出た。
プラノバールを飲みきることと、次の来院日を指定され、電話を切った。
思わず、”お世話さまでした”と言ってしまった。
まだ預かってもらうのに・・・。

胚盤胞になってくれたんだ・・・。ありがとう。
迎えに行くまでに少し時間がかかるかも知れないけど、
必ず迎えに行くから、待っててね。

でも、ホントのホントの正直なところを言うと、ちょっと怖い。
今回上手くいかなかったら、また流産したら・・・、って。
この恐怖心が払拭されるまで、移植しない方が良いかも。

凍結できなかったら、フルの仕事をしようと思ってたんだけど、
そうは言っても、遅くても半年以内には迎えに行きたいから、
仕事するなら短期にしよう。

ラスト・チャレンジ。賽は投げられた。

|

2007年5月23日 (水)

分割確認

昨日と違って、なかなか繋がらない。分割確認の電話。
昨日と違って、少し緊張した。
昨日は、ダメだって覚悟を決めてたんだけど、
いざ、”分割が始まった”なんて言われると、やっぱり期待しちゃう。
すぐに移植はできなくても、卵に生命力があったことは信じたい。
ワタシと夫の命の結晶だから。

10時半頃やっと繋がった。
名前を伝えた後、暫く待たされた。大きく息を吐く。

”昨日、ひとつは分割が見られず、ひとつは分割を始めたので、
培養を続けるとお伝えしましたでしょうか?”、”はい”。
”分割した卵は、そのまま分割を続けて、8分割になりました。
このまま培養を続けて、胚盤胞になったら凍結する、
と言うことで宜しかったでしょうか?”と。
分割、続けてるんだ・・・。

”はい”と答えると、”凍結できる状態になったら、
こちらの判断で凍結させて頂いても宜しいでしょうか?”と言われ、
”はい、お願いします”と答えた。
胚盤胞にならなくても、
途中で凍結する可能性があるってことかも知れない。

”最終的な凍結確認を、
日曜日の同じくらいの時間にお電話頂けますか?”と聞かれ、
”はい、分かりました。宜しくお願いします”と電話を切った。
なんて頑張りやさんな卵なの・・・。涙がじわっと溢れてきた。

すぐに夫にメッセを投げる。
”そっか。スロースターターだったのね”と。”そうかもね”と答えると、
”どっちにしても、すぐ移植しないで、眠ってもらうんでしょ?”と。
”うん。お金の問題があるから。取り敢えず6月中に仕事始める。
この後のハードルが高いから、余り期待しないことにします”
と答えると、”うん、それで良いと思います”と。

胚盤胞になるハードル。
もし超えられなかったとしても、分割を続けてくれただけで嬉しい。
ワタシ達の卵は卵なりに、頑張ってくれてるんだ。
ありがとう。

|

2007年5月22日 (火)

2分割

採卵日から、下腹がチクチクして、
時々、黒っぽいオリモノが少量、シートに付く。
なんか、やな感じ。

受精・分割確認の電話。既に覚悟はできている。
すぐにつながって、”昨日の段階で、
受精が微妙だとお話しさせて頂いてますでしょうか?”と。
”はい”と答えると、
”2つのうち、ひとつは全く変化が見られなかったので、
残念ながら培養を中止しましたが、
ひとつは、受精・分割が見られましたので、培養を続けています。
ただ、2分割と、まだかなりゆっくりなので、
また、明日の同じくらいの時間帯にお電話頂けますか?”と。
”分かりました。宜しくお願いします”と電話を切った。

頑張れ!ワタシ達の卵ちゃん!
でも、頑張り過ぎなくて良いからね。
貴方自身が、ワタシのお腹に戻りたいと思ったら、生き続けて。
嫌だと思って分割を止めても、責めたりしないから。

|

2007年5月21日 (月)

そして・・・

”今、大丈夫?”とメッセでメッセージを投げる。
暫くすると、”?”と、夫から返事。
”ちょっと残念な結果になりました・・・”と切り出した。

夫は相変わらず。
”まだ2個あるんだし”、”いろんなことがあるよ”と。

鍼の先生の言葉を思い出した。
”○○さんとこは、きっと性格的に正反対なんだね。
だから良いんだよ。バランスが取れてて”って。
ホントそうだなーって思った。
感情的で一喜一憂型のワタシと、理性的で論理的な夫。
その冷静さに、時々腹が立つこともあるけど、
こんな時はきっと、一緒に落ち込まれる方が、多分、辛い。
だって、ワタシの卵子の老化が原因な可能性が高いから・・・。

少し落ち着いた。もう仕方ない。結果からは逃げられないし。
それがワタシ達夫婦に対する答えなら、ちゃんと受け止めないと。
ワタシの場合、楽天的って言うより、割り切りが早い。
元々は、どん底まで落ちて悩み尽くす性格なんだけど、
それを繰り返していくうち、対処するスピードが上がってきた。
抗体ができたのかな。

受精・分割が進めば何よりだけど、最悪のことも想定する。
もしダメになったら、来週期も採卵ってことになる。
プラノバールは10日間で飲むのをやめよう。次の採卵のため。
無事に凍結できたら、ちゃんと12日間飲む。
それが、自分なりに調べまくって出した、プラノバール服用の答え。
こんなに早く実行することになるとは思ってなかったけど。

あと、卵の質を上げるためのサプリメントを飲もう。
取り敢えず、マカはやめる。
飲み始めた頃からずっと、なんとなく体に合ってない気がした。
今回のこと、マカのせいだとは断言できないけど、
不信感を持ちながら続けていることは、やっぱり良くないと思うし。
独自で調べた、卵の質を上げるらしいサプリメントがある。
それを試してみよう。
ただ黙っているわけにいかない。やるからには、とことんやる。
納得いくまで、後悔しないように、目一杯やる。
それがワタシのスタンス。やってダメなら、諦めもつくし。

今夜は、少し時間をかけてディナーを作ろう。

| | コメント (2)

どうして?

ショックで力が抜けた。
夫の言葉に、”根拠のない自信だなー”とか思いながら、
自分も、心のどこかで”絶対大丈夫!”って思ってたってことだろう。

指定された14時過ぎに受精確認。
名前を告げた後の、培養士さんの声のトーンで、
なんとなく、良くない結果なんじゃないか、って予感がした。
”昨日3つ採れた卵なんですけど、1つは受精したんですが、
残りの2個が、今朝の段階で、
受精してるともしてないとも分からない状態なんですね。
なので、このまま培養を続けてみますので、
明日の午前中、もう一度状態確認のお電話を頂けますか?”と。

一瞬血の気が引いた。でも、1個は受精した。
2つも今、一生懸命頑張ってるところなんだから、大丈夫。
言い聞かせるように飲み込んだ。
培養士さんは続けた。
”今周期は移植しないで、胚盤胞まで培養して、
凍結で宜しかったですか?”と。”はい”と答えた。
電話を切った後、一瞬呆然。受精は1個だけ??

すぐに電話が鳴る。
ディスプレイには、見覚えのない番号が表示されてる。
普段なら、勧誘かなにかだろうと取らないことが多いんだけど、
なんだか嫌な予感がして、受話器を取った。
聞こえてきたのは、今聞いたばかりの声だった。培養士さんの。
”先程お電話頂いた者ですが、先程、1つは受精した、
と申し上げましたが、実は異常受精であることが分かったので、
培養を中止しています。大変申し訳ございませんでした”と。
一気に血の気が引いた。
”残りの2つは、先程のお話通り、このまま培養を続けます”と言われ、
”お願いします”となんとか言葉になって、電話を切った。

異常受精??どうしちゃったの?ワタシの卵達。
ひとつは異常受精で、2つは受精が微妙?なにそれ・・・。
恐らくプラノバールのせいで、朝から胃の調子が悪い。
それに輪をかけて、この結果。なんていうこと。想像だにしなかった。
卵の質が落ちた、ってことだろうか。

夫に、どんな顔して伝えたら良いんだろう・・・。

| | コメント (0)

2007年5月20日 (日)

そして採卵

朝5時半過ぎ、目覚ましが鳴る15分も前に目が覚める。
昨夜は少し緊張して、イライラしてしまった。
夫にも不快な思いをさせてしまったと思う。ごめんなさい・・・。

夫は夜通し起きていた様子。別に緊張していたからじゃない。
夫は元々休日は朝まで起きていて、昼まで寝てることが多い。
特別外出とかの予定がない限り。
最近は、ゴルフの衛星中継が早朝からあるので、それを見てるらしい。

7時45分に夫と車で家を出る。指定された時間は8時15分。
8時にはパーキングに車を入れ、クリニックに向かった。
休日通院は久しぶり。やっぱり混でる。さすがに男性率が高い。
4FのIVF窓口で受付を済ませ、8Fに上がる。
9Fで待つ必要がないだけでも幾分時間短縮になる。

9Fも、立ってる人がいるほどの混みようだった。
前回、指定された時間から1時間近く待たされた。
予約時間は予定であって確定じゃない。今回も覚悟していた。
それでも、8時45分にはリラックスルームに呼ばれた。
夫に、”採精が終わったらメールして”と告げて、採卵に向かう。

着替えを指示され、術着に着替えて看護士に声をかけると、
”向こうの、ドアの前に椅子に座ってお待ち下さい”と。
なんと、すぐに採卵の順番が回ってきた。
前回は、着替えた後も暫くベッドで待たされたんだけど・・・。
久しぶりの術着の匂いが、なんとなく懐かしかった。
”お帰り”って言われてる気がした。

ドアの前の椅子に座って、お腹に手を当てて話しかける。
”いよいよだね。いよいよ命になれるよ”と。
実はちょっと心配していた。排卵しちゃったんじゃないか、って。
一昨日の診察の時、排卵寸前の20mmにまで育った卵胞があったし、
その日の夜辺りから水性のオリモノが増え出していた。
いくらか感じていた排卵痛らしき下腹の重さも、朝には消えていた。
スプレキュアが遅かったんじゃ?効かなかったんじゃ?
そんな不安が頭をよぎったけど、もう仕方ない。
鍼の先生が言ったように、運を天に任せるしかない。

前の人が退室し、暫く待つ。名前を呼ばれてオペ室へ。
背中を向けて座ってる、一見すると若い感じの先生に、
”お願いします”と声をかけた。返事はない。

ベッドに横になる。嫌な記憶が一瞬頭をよぎる。
前回ここに横になったときは、絶望の頂点にいた。
あれから5ヶ月。あっと言う間だったなー。
今同じベッドに自分が横になってることが、なんだかちょっと不思議。

準備が終わり消毒が始まる。これが結構痛い。
超音波が入ると、大きな卵胞が2つ3つ見えた。良かった、あった。
”じゃ、採っていきますよ~。ちょっとチクッとしますね~”と。
チクッと痛みがあった後、重い感じが下腹に広がる。
横に設置されていたモニターを凝視していると、
ひとつの卵胞が卵胞液を吸い取られ、ひゅーっと消えていくのが見える。

”右1~”、”はい、右1”・・・。これも懐かしいやりとり。
卵胞液をすぐに顕微鏡で見て卵子を探し出してくれる。
見つかると、”エッグ”と言う言葉が聞こえる。
でも、今回はその、”エッグ”と言うかけ声が一度もなかった。
え?もしかして空砲??と、一瞬青ざめた瞬間、
モニターに見覚えのある形がはっきり写っていた。
ベッドの横に貼ってある、見本写真そのものの卵子だった。
なんだか凄く綺麗だなーと思った。前回は気付かなかったけど・・・。

その後、2つめの卵胞も吸い取られていった。
確認できたのはそこまでだった。卵子の数は分からない。
取り敢えず1個は自分の目で確認したけど・・・。

”はい、終わりです~”と言われ、ベッドを離れる瞬間まで、
顕微鏡のモニターを横目で凝視していた。
ギリギリでひとつ見えた気がした。ちょっと茶色っぽい卵子が・・・。

ベッドに戻ると、内線をかける看護士さんの声が聞こえた。
”○○○○さん(ワタシ)、採精お願いします”と。
いくつか分からないけど、一応卵子は採れたらしい。ほっとした。
暫くして看護士さんがやってきた。
プリントを渡され、”今日の採卵個数はこちらです”と伝えられた。
採卵数3個。
3個採れたんだ。良かった。全部の卵胞に卵子があったんだ・・・。

でも、D3の診察の時、確か、右に3個、左に1個、
成熟しそうな卵胞がある、と言われた。
D10の診察では、瞬間内診の先生だったから、分からないけど、
どっちにしても、左の卵胞は、消えたか排卵済みだったか、
ってことになる。やっぱり左卵巣は機能が悪いらしい。
”不妊治療はつらくない”によると、多分、7年前に受けた、
チョコレート膿腫のオペのせいだろう。
鍼の先生にも毎回指摘される。なかなか回復してくれない。

ベッドに横になっていると、肛門の辺りが痛かった。
下腹のチクチク感は針を刺してるんだから仕方ないとして、
どうして尾てい骨から肛門にかけて痛みがあるのか分からない。
20分の安静が終わってガーゼを抜くと、出血が殆どなかったので、
まぁ、そのうち良くなるだろうと特に看護士さんには言わなかった。
でも、その後暫く痛かった。なんでだろう・・・。

15分程度で診察に呼ばれただろうか。夫からのメールはまだない。
診察室に入ると、例の、瞬間内診&瞬間診察(笑)の先生だった。
ところが、今回は全く違っていた。
”はい、お疲れさまでした。お腹の痛みはいかがですか?”と。
”大丈夫です”と答えると、
”それは良かった。で、この先なんですが・・・”と、
選択肢が沢山あることを丁寧に説明してくれた。
今周期戻すか、次周期以降にするか。
分割卵で戻すか、胚盤胞で戻すか。
通常、分割卵を3回戻して妊娠しないと、胚盤胞にチャレンジするらしい。
ワタシの場合、たまたま胚盤胞が凍結できていたので、
分割卵を1回移植しただけで胚盤胞移植に進み、妊娠した。
年齢的にまだ若いから、分割卵移植にチャレンジしてもいいし、
どれにしても大差はないと言われた。
若い、ですか?(^^;)

”どうしますか?”と聞かれ、”次周期以降に移植したいです”と告げた。
”分かりました。じゃあ胚盤胞を目指しましょう。
次回の診察日ですが、胚盤胞ができたら13日目、
ダメだったら採卵からになるので、3日目に来て下さい。
それと、古い卵胞を綺麗に除去しちゃうために、
今日からプラノバールを飲みましょう”と手渡された。

ちょっと早口だったけど、終始丁寧に、目を見て説明してくれて、
なんだかワタシ、ちょっと誤解してたかも?と気恥ずかしかった。
名札をしっかりチェックした。

診察を終えて4Fに降りたところに、”9Fに行く”と夫からメール。
”4Fにいる”と返事をすると、すぐに降りてきた。
”3個採れたって”と告げると、”おぉ、良かったねー”と。
診察の内容を説明して、”胚盤胞にならなかったら移植できないけど”
と言うと、”大丈夫だよ”と。変に自信ありげな夫。根拠は何だ?

IVF窓口に採卵が終わったことを告げ、まだ夫の結果が出ていないので、
カルテが回ってきてお会計が済んだら、9Fで待って下さい、と言われた。
それから30分くらいしてお会計に呼ばれ、9Fに上がった。
夫が持っていた紙によると、10時に採精が終わったらしいので、
結果が出るのは11時過ぎだろうと予測。
実際はちょっと遅れて、11時10分頃番号が出て、再度4Fへ。
夫の精子に問題はなく、全てふりかけ方で受精させるとのこと。
受精確認の説明を受け、クリニックを後にした。
取り敢えず良かったね、と、お互いに、自然と笑顔になった。

”階段の昇降には充分注意して下さい”
注意書きを良く読んでいなくて、4Fから9Fまで階段を上がり、
さらに4Fから1Fまで階段で下りてしまった。
そのせいか、下腹部の張りとと痛みが長引いてしまった気がする。
ちゃんと読まなきゃダメね・・・。

天気も良かったし、”打ちっ放しに行きたいんじゃないの?”と聞くと、
”行きたい”と言うので、一旦帰宅してバッグを持って練習場へ。
まだ下腹部が重かったワタシは、ホントは横になりたかったけど、
辛かったら車で寝てればいいや、と付き合うことにした。
もちろんワタシのバッグは持っていかなかった。
途中で軽いランチを食べ、夫は200球強打ったらしい。
ワタシは途中で睡魔に襲われ、結局車で熟睡していた。
窓から入ってくる風が気持ち良かった。

1年くらい前から気に入って通っている、業者御用達の食料品店と、
夫の要望で武蔵境駅前にできた、大型ユニクロ店に寄って帰宅。
荷物を一旦家に上げて、近所のスーパーにお総菜を買いに出た。
ワタシも夫もクタクタで、食事を作れる状態じゃなかったから・・・。
食べたい物を適当に買い込んで帰宅。
録画してあった中京ブリジストンを見ながら晩酌。
疲れた体にアルコールが回って、夫は今、ソファで高いびき。
ホントにお疲れさま。ありがとう。

こうして、8ヶ月ぶりの採卵は無事に終わった。
この後、受精確認・分割確認・凍結確認と続く。
ひとつでも胚盤胞になってくれれば、予定では次周期に戻したい。
そうなったら、鍼の先生もきっと喜んでくれるだろうなー。
そのために5ヶ月も頑張ってきたんだもの。お互いに。

自宅マンションのエレベーターで、
疲れ顔のワタシの頭をなでながら、”お疲れさま”と夫は言った。
”○○ちゃん(夫)もお疲れさま”と頭を下げると、”うん”と笑った。
二人の将来にとって、とっても重要なことを成し遂げた充実感。
こういうことが、夫婦間の波風を押さえてくれるのかも知れない。
もし、受精しなくても、分割しなくても、凍結できなくても、
久しぶりに一体感を感じられただけで良かったと思ってる。
もちろん、その結晶としての命が産まれてくれれば、もっと嬉しいけど。

採卵・採精(精液検査)
   シプロキサン200(抗菌剤)・プラノバール処方  41,120円

| | コメント (3)

2007年5月19日 (土)

D10

指示された、D10の診察に行く。
15時から鍼灸院へ行くので、前回より1時間早く家を出る。
10時過ぎに到着して200番台。
前回同様、それほど混でる印象は受けない。9Fは。

30分くらいで掲示板に番号が出る。
8Fに降りてびっくり。凄い人。立ってる人もちらほら。
受付の近くの丸椅子に座ってて気付いたんだけど、新患が多い。
なんだか懐かしいなーなんて思って眺めてた。

11時頃処置室で採血。
そのとき、前回採血されたところがあざになってるのに気付いた。
なんだか見慣れない看護士さんだったんだよなー。
今日もそうだった。なんだか頼りなさげな看護士さん。
案の定、血管が見つからずに、右腕、左腕と探されまくった。
幸い、刺したのは1ヶ所で済んだけど・・・。

採血から10分程度で内診に呼ばれる。
卵胞の大きさも測ったんだか測らないんだか程度の、
ちゃちゃっと見るだけの先生。何度か当たったことがある。
”採卵周期だぞ?そんなんで良いのか?”とちょっと不満。

1時間半くらい待って、12時半過ぎにようやく番号表示。
待ち時間、ぐっすり寝てしまった。靴まで脱いで・・・。(^^;)
処置室に声をかけると、余り待たずに診察室に呼ばれた。
”20mmになっちゃってるのがあって、
それはもう採っちゃわないといけないので、明後日採卵しましょう”と。
話に合わせて相づちは打ってたんだけど、目はカルテに釘付け。
ホルモン値をね、メモろうと思って。
ささっと説明を終えた先生は、”・・・ってことで良いですか?”って。
一応ワタシのメモが終わるまで待っててくれた。
カルテをこっちに向けてくれるほどの優しさはなかったけど・・・。

スプレキュアの使用期限が3月末で切れちゃってたので、
処置室で処方してもらう。
古い容器とHMGスプレーの容器は回収された。
隣で、今日卒業の人がアンケート用紙を受け取っていた。
”良かったね。おめでとう”って、心の中でつぶやいた。
半年前、ワタシはくぐれなかった卒業の門。
無事に卒業できるってことは、ホントに幸せなことだよ、って。
スケジュールの説明を受けながら、カルテの数値を確認した。
診察室では急いで書き写したので、間違えてるかも知れないし。
会計が終わったのが13時過ぎ。やっぱり3時間はかかるなー。

朝ご飯を食べなかったのでお腹が空いた。
空腹のまま鍼治療って言うのも辛いなーと思って、
野村ビルの地下に降りてみた。
しっかり食べる、って感じでもないので、”そじ坊”に入る。
ホントはファッキン辺りのミネストローネとかで良かったんだけど、
まぁいいや、って。
温かいお蕎麦をすすって、そば茶を飲みながら少しのんびり。
それでも、14時頃には店を出た。

銀行に寄ったり、洋服を見たりしながら鍼灸院へ向かう。3週間ぶり。
駅を出たところで、バースデー・ゴルフで那須高原に行ったとき、
とあるデパートの食料品売場で食べたシュークリームのお店が、
そこにあるのに気付いた。前からあったかなー。気付かなかった。
カウンターだけのお店で、その場でシューにクリームを入れてくれる。
シューがサクサクで、クリームがたっぷりで凄く美味しい。
季節ごとのフルーツテイストのクリームも絶品。
帰りに買おうかなーって思ったんだけど、
入れてもらってから時間が経っちゃうと、
シューのサクサク感がなくなっちゃうかなーと思い、やめた。
後で夫に話したら、”一度買ってきてみて”って言われた。
ワタシより夫の方が気に入ってるんだよね、実は。

3週間ぶりの鍼灸院。むわっとするほど空調が聞いてる。
15分も前に着いちゃったので、ソファで雑誌をめくる。
なんとなく全身に倦怠感があって、頭も重痛かった。
”久しぶりだねー。2週間?いや、3週間ぶり?”と先生。
”そうですねー、なんだかんだで”とワタシ。
”最近どうですか?”と聞かれ、採卵が決まったことを話す。
HCGが0になったことを告げると、”良かったねー”と喜んでくれた。
”凄いよ、ちゃんと良くなってるってことだよ”って。

まだ診察も何もしないうちに、”お腹冷えてない?ここでも感じる”って。
特に感じなかったんだけど、”倦怠感があります”って言ったら、
”うん、そうだろうねー。余りバランスが良くないよ”と。
不調箇所を伝え、”そうだね、出てる”と言われながら鍼を打たれ、
いつもそうであるように、気が沈み、快調していくのが分かる。
ズシーンと響く箇所がいくつもあって、ちょっと唸った。

色んな話を聞いた。聞いてもらった。ホントに癒される時間。
一気に気が沈んで、凪いでいくのが分かる。
なのに、一歩治療院を出ると、明らかに心と体が軽くなってる。
頭痛が完全に抜けなかったので、歩くのやめようと思ったのに、
結局、原宿駅まで歩いてしまった。
途中、竹下通りのお気に入りのお店でワンピースまで買って。
不思議だよなー。ホントに。鍼って凄い。

採卵が近いこともあって、子宮と卵巣のツボに皮内鍼を入れてくれた。
”移植後の方が大事なんだけどね。一応”って。
フレッシュじゃなく、凍結で戻そうと思ってる、と言う話をすると、
”それが良いかもね。それに向けて集中して整えられるし。
後は、移植後のケアをしっかりすれば・・・”って。
なんだか終始嬉しそうだったのは気のせい?

家に着くと夫から帰るメール。
駅まで迎えに出て、前から話していた沖縄料理のお店に。
”シーサー御膳”っていう、幕の内弁当の沖縄料理版、
みたいなやつと、生ビールを頼む。
ミニ・ソーキも付いていて、結構な食べ応えだった。
とっても美味しくて大満足。

鍼の先生と、夫婦関係の話を少しした。
先生のキャラクターも、ワタシの癒しに多大に影響してる。
恋愛感情じゃないと思うけど、ワタシは多分、先生に惚れてる。
色んな意味でね。
会うのが楽しみだし、会うと気持ちが変わるのが分かるし。
もちろん、鍼のお陰であることは否めないけど。

久しぶりのスプレキュアは、やっぱり苦かった。
HMGスプレーって、喉に回っても苦くなかった。
明日の夕方電話を入れて、採卵時間の確認をする。
日曜採卵なんて、混でやだなーって感じだけど、仕方ない。
後は夫が、文句を言わず役割を果たしてくれることを祈る。
もちろんワタシも、空砲なんてことがないことを祈る。

あ、フレッシュじゃなくて凍結にしたいって要望、
いつ伝えれば良いんだろう。
カルテ見れば、フレッシュ失敗してることは分かると思うんだけど、
まさか今期、フレッシュ戻すなんて言わないよねぇ・・・。

内診・血液検査  1,190円
(スプレキュア代は周期最終日の会計だって)

ホルモン値  E2:619 P4:0.4 LH:12.8 FSH:6.8
数値的にどうなのか、それは全く分からず・・・。
まぁ、採卵が決まったんだから悪くはないんでしょ、程度で。(^^;)

| | コメント (7)

2007年5月15日 (火)

腑抜け

なんか変な感じ。凄い違和感。

D3で診察に行って、その晩からセロフェンの服用。
翌D4から、朝・昼・晩にHMGスプレーを開始。
一応指示通りにやってるってことは、ベルトコンベアに戻ったってこと。
やってることは確かにそうなんだけど、
実感がないというか、気持ちが入ってないというか、
心と行動にギャップがある感じ。それがなんだか凄く変。

指示通り誘発剤を飲んで、スプレーしてるってことは、
言うまでもなく、採卵に向けて準備してるってことなんだけど、
”また採卵する”ってことの実感がない。
腑抜けた状態で、言われるままに取り敢えずやってる感じ。
こんなんで良いんだろうか・・・。

| | コメント (10)

2007年5月11日 (金)

再・スタートライン

先週、鍼灸院が休診だったので、今日は2週間ぶりの治療、
・・・のはずだったんだけど、D3の通院日に当たってしまい、
昨日、泣く泣くキャンセルの電話を入れた。
大盛況のスケジュールで、前々日の時間変更は無理だろうし・・・。

起きたら行こう、と思っていたので、ゆっくり家を出た。
11時過ぎにクリニック到着、230番台。それほど込んでない印象。
間もなく番号が表示され8Fに。
受付から丁度1時間後くらいで採血、内診。
1時間ちょっと後に血液検査の結果が出た。

内診・診察は、前回、余りの丁寧さに感動すら覚えた先生。
多分、新しい先生。
内診の時、前回同様、”はい、まず右卵巣から見ましょうね。
これとこれが成熟卵になりそうですね。2、3個あります。
じゃ、次は左。ちょっと押しますよー。こちらにもありますね。
これ。1個ですけど成熟しそうですねー”云々と、とにかく丁寧。

診察の時も、それは顕著だった。
ワタシの方にカルテを向けて、”hcgは0.0になりましたので、
採卵周期になります。ちなみに、他のホルモン値はこれです。
この、E2と言うのが80以下なら良い状態なので、問題ないです”と。
慌ててメモるワタシに、”あ、そんなに急がなくても良いですよ”と。
な、なんなの、この先生!どうしてこんなに良い先生なの?!

更にスケジュール表を渡されて説明を受ける。
”今夜からセロフェンを飲んで下さい。で、卵の個数を確保するために、
少し強めの誘発をします。強いって言っても他より前々弱いんですけど、
HMGスプレーを併用します”と。
これは以前、onちゃんから聞いていたので、”これかー”と思った。
(onちゃん、その節は情報をありがとう。(^^))
”後で看護士さんから説明がありますから”と、プリントだけ渡された。
更に先生は、前回の採卵の時の流れをカルテで確認しながら、
”28日周期でも反応が早いみたいなので、10日目に来て下さい。
排卵しちゃったら、何にもならないので”と言われ、”はい”と答えた。
すぐにカレンダーを確認すると、またしても金曜日。
鍼治療の予定を何とかしなきゃ、と思いつつ、診察室を後に。

間もなく処置室に呼ばれる。見たことない看護士さんだった。
プリントには、注射器を使った溶剤の作り方が書いてあったんだけど、
看護士さんに、既に完成したスプレーを渡されて、
”もう作ってありますので、これを使って下さい。
今後、ご自身で作って頂くこともあるかも知れないので、
そのプリントは取っておいて下さい。
すぐに出る状態になってるので、空打ちの必要もありません”と。
スケジュール表で時間帯の説明を受け、終了。

お会計の前、1階まで降りて鍼灸院に電話を入れた。
ワタシの先生は水・金が担当日なので、
来週の、水曜日か金曜日で、空いてる時間帯はないですか?と。
少し待って、金曜日の午後が空いてると言うことで、変更してもらった。
来週の金曜日は、クリニックと鍼灸院の梯子になるな・・・。

4階に上がりお会計を済ませると、14時半。3時間半コース。
さすがに疲れた。
内診とか血液検査の結果とか、ぼーっと待ってる間、ずっと考えてた。
どうしてワタシは子供が欲しいんだろう。ホントに欲しいんだろうか。
ここにいる人たちは、どうして子供が欲しいんだろう。
そんなにまでして・・・、って。
前回も感じた。ちょっとした違和感。
疲れと反比例して段々頭も麻痺して霞んできて、
お会計の頃には忘れちゃうんだけどね。
で、まんまとベルトコンベアに乗せられてしまう。疲れだけが残って・・・。

今回、初めて生理中に内診を受けたんだけど、
余り気持ちの良いもんじゃないね。出血しないか、って心配だし。
終わった後、お尻を拭かれるんだけど、それもなんだか惨めな感じ。
しなきゃいけないのかねー、生理中の内診って。
血液検査だけの人もいるみたいなんだけどね。

実は、5月に入って殆ど歩いてない。連休中は夫がいたし、
そうこうしてるうちに生理になっちゃったし。
今日は歩いて帰ってこようと思ってたんだけど、
30分歩いたところで電車に乗っちゃった。
暑さと、久しぶりに歩いた倦怠感に負けちゃって・・・。(^^;)
来週から、またちゃんと歩かなきゃ。

週末の食材を買い込んで帰宅。既に16時を回ってる。ぐったり。
いよいよ治療再開となったわけだけど、何となく釈然としない。
”年齢的にも、3個は確保したいので頑張りましょう”って言われた。
前回は4個だった。1個は変性卵だったから使えなかったけど、
3個は受精・分割して、1個移植、1個は途中停止、
1個は胚盤胞になって、次周期にBTで妊娠した。
今期、フレッシュ移植は考えてない。全部培養・凍結してもらって、
次周期、何もしない状態でBTを、って考えてる。
次の診察の時、その辺のコンセンサスを得ておこうと思ってるけど。

何はともあれ、いよいよ始まった。

内診・血液検査+セロフェン・HMGスプレー処方  5,580円

鍼の先生が毎回うるさく聞くので(笑)、
初めて聞いてみた血液検査の結果  E2:45 P4:0.2

| | コメント (2)

2007年5月 9日 (水)

リセット

昨日の昼頃、茶オリが出た。
寝る前、赤くなりかけて、今朝、出血が始まった。
茶オリ先行で生理が始まったの、久しぶりな気がする。

結局、自己タイミング2周期目もNGに終わった。
性交渉のタイミングはばっちり合ってたはずなので、
やっぱりワタシは、排卵障害かピックアップ障害の可能性が高い。
もしかしたら、黄体化しちゃってるのかも。

いろんな可能性は否めないけど、まぁ仕方ない。めげちゃいられない。
いよいよ本格的な治療再開になるわけだから。

職探しにも本腰入れなきゃ。

| | コメント (0)