2007年8月21日 (火)

最後の電話?

思いがけない電話。M先生からだった。
ディスプレイに表示された携帯の番号。
見慣れない番号の時は出ないことにしてる。
用事がある人なら、留守電残すだろうし、って。

電話をじっと見てると、留守録ボタンが点滅した。
メッセージ、残したんだ、と思って聞いてみると、M先生だった。
”お元気でお過ごしですか?またお電話します”と。

涙が出そうになった。と同時に、胸が躍った。
久しぶりに聞くM先生の声。
先生が夏休みに入った間の流産だったから、
実質、1ヶ月くらい会ってないんじゃないかな。
今月いっぱい取ってあった予約を、先週末に全部キャンセルした。
それを誰かに聞いたのかも知れない。

ホントは、最後にもう1度顔を出そうかな、って、
ちゃんと挨拶してお別れしようかな、って思ってたから、
予約を残して置いたんだけど、
どんな顔して会えば良いか分からなかったし、
先生の顔見たら、泣いちゃいそうだな、って思ったし。
だから、先週、全部キャンセルしちゃったんだ。

半年間、体だけじゃなく、心のケアもしてくれた先生。
ホントにホントに感謝してる。
だから、会いたい気もするけど、でもやっぱり会えないよ。

殆ど無意識に、ディスプレイの番号を携帯に登録した。
留守録に残された声も、携帯に転送して保存した。
ワタシから電話できるわけもないけど、
消してしまうのは、ちょっと切なかったから・・・。

思慕とか恋愛感情とか、カテゴライズできる感情じゃない。
でも、多分、ワタシはM先生のことが好きだったんだと思う。
大好きだったんだと思う。
精神的に影響を受ける人って、きっとそうそう出会えないと思う。
そう言う意味で、貴重な存在だった。
妊娠継続できてたとしても、いつかはお別れする運命だったけど。

また電話が来るだろうか。正直、出るのが怖い。
でも、最後にちゃんと話さなきゃ失礼だろうな。
感謝の気持ちも、ちゃんと伝えなきゃいけないだろうな。
でも、その電話が最後だと思うと、
やっぱり出られないかも知れない。

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2007年7月27日 (金)

リラックス鍼?

”定時に帰る”とメールをよこしたけど、未だ帰らず。
昨日休んで、今日は病院から仕事に行った夫。
大丈夫だろうか。ちょっと心配・・・。

今日はM先生がお休み。
いつも受付で良く見る、若い女性の先生が施術してくれた。
”お体の具合はいかがですか?”と聞かれ、
”昨日心拍が確認できました”と言うと、目をまん丸にして、
”ホントですか?おめでとうございます。順調ですね”と
微笑んでくれた。

今まで、M先生以外の先生に施術してもらったのは2回だけ。
両方とも同じ女性の先生だった。
今回思ったけど、女性の方が、なんとなく優しい感じがする。
M先生の、迫力のある施術に慣れてしまっているせいか、
余計、穏やかで緩やかに感じるのかも知れない。

ただ、今のワタシには、それがとても心地良かった。
体温が高く、疲れやすくなってるせいか、
前回の施術の後、フラフラだった。夜、少し茶オリも出たし。
うつぶせになるときの、胸の違和感を心配してくれて、
”横向きでしましょう”と、抱き枕まで用意してくれた。
そんな格好で施術されたの初めてだったんだけど、
これがなんとも心地良くて、何度も本寝しそうになった。

施術の後、”リラックスできましたか?”と聞かれた。
”ここに来るのは『治療』って感じじゃなく、
『リラックスしに行こう』って感じで良いと思いますよ。
赤ちゃんもちゃんと落ち着いてる感じがするし、
最初に診たときより、循環も大分良くなってるし”と。
悪いところを積極的に責める施術をするM先生とは対照的に、
この先生は、リラックス重視なんだなーって思った。
確かに今の時期はもう、そのくらいの方が良いかも。
リラックス目的の鍼灸も良いなーって、ちょっと思った。

途中、院長先生が顔を出してくれた。
カルテを見て、”お?!おめでとう”と言ってくれた。
担当の先生が、”順調だそうですよ”と言うと、”そうだねー”と。
”一生懸命歩いた成果だよ”と言われたので、
”あと、鍼のお陰です”と言うと、
”いや、鍼はあくまでもサポートだから。
らうさんの努力の結果だよ”と。なんだかとっても嬉しかった。

帰り際、受付でお会計をしていると、
再度院長先生が顔を出してくれて、
”ホントにおめでとうございます”と言ってくれた。
過去2回の経験から、今まだ、周りには誰にも言ってないし、
夫も、まだ手放しで喜べないでいるので、
”おめでとう”と言ってもらえることは、ホントに嬉しかった。

それにしても今日は暑かったなー。
日差しと言うより、空気が暑かった。
今年の夏は、多少エアコン使わないと体に毒かなー。

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2007年7月20日 (金)

不安の連鎖

”赤ちゃんに不安が伝わってる”って言われた。

元々心配性なワタシ。気が強いくせに、肝っ玉が小さい。
次の診察日が近付くにつれ、かなりナーバスになっていて、
お腹を下したのも、そのせいじゃないかと相談した。
”うん、出てるね”と一言。
”この位置だと悪阻じゃないね。完全に精神的なもの。
気にするな、って言う方が無理だけど、ここまできたら、
ここまでこられた、『今』の幸せを大切にすることと、
自分の力じゃどうにもならない、
もっと大きい力に委ねてしまう気持ちを持てば楽になるよ”と。
分かってるんだけど・・・。

”過去の記憶があるから余計なんですよね”と言うと、
”それは仕方ないけどね。
悩みや不安は、過去と未来に対しての妄想から生まれる。
『今』に集中していれば、不安なんて何も感じないんだよ”と、
また、とっても哲学的な言い方をされた。深い。納得。

最後、背中に大きな手を当てて、
”大丈夫。心配するような要素は何もないから。
全部取り越し苦労。心配しなきゃいけないときは、『心配して』って
言ってあげるから”と笑顔で言われた。
”良い顔になったから大丈夫だね”と。
先生、いつもホントにありがとう。

仕事をしてないので、時間を持て余し、
ついつい余計なことを考えてしまう。
時間があるって、それはそれで厄介なことなんだと痛感。
体が辛くなければ、ある程度仕事してる方が良かったなーと思う。

”何か見つけます。他に集中できること”と言うと、
”無理しないでね”と言われた。
”頑張りすぎることで不安を解消するタイプだから”と。
何でもお見通しで・・・。(^^;)

来週と再来週、2週続けて先生はお休み。
どちらかは院長先生に施術してもらえるらしい。
金曜日は、不妊治療に明るい先生が多いらしいから、
誰に当たっても大丈夫、と言われた。
それでも、2週間も先生に会えないのは寂しいです・・・。

タマちゃん、ワタシの心配性で不安にさせちゃってごめんね。
まだまだ精神修養が必要なママです。
その点、夫の方が腹が据わってるかも。(笑)

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2007年7月13日 (金)

魔法の手

茶オリは、長く続いたり、鮮血になったり、
痛みが伴わない限り心配ない、と言われた。
恐らく、経膣プローブのせいだろう、と。
出る物は出しちゃった方が良い。出ないと逆に心配だ、と。
実はワタシも、ちょっとそう思った。
悪い兆候なら、痛みがあったり鮮血になったりすると思う。
でも、そうじゃなく、少しの茶オリ程度なら、
出切っちゃった方が良いんじゃないか?って。
経膣プローブは、少なからず、
膣や子宮に刺激を与えてるのかも知れない。
4ヶ月からとかじゃなく、もっと早い段階で経腹にできないんだろうか。
初期の方が外的要因に敏感なんだから。

”どう?調子は?”と聞かれて、”昨日、胎嚢が確認できました”
と言うと、”おぉ、凄い!やったじゃん!”と、
握手を求められてしまった。(笑)
余りに大きな手で、握るのがやっとだった。
”心拍確認はいつ頃?”、”10日後くらいです”、
”心拍さえ確認できれば安心だね”、”でも、前2回とも、
心拍確認後の流産だったので・・・”、
”大丈夫。今回は体が全然違うし”、”そうですね”
なんて会話をしつつ、全体の状態を見てもらった。

”左卵巣と子宮が少し弱ってるけど、心配する程じゃないね。
赤ちゃんも、とっても良い状態だよ。相性が良いみたいだね。
この子は産まれたら、お父さんを支える存在になるね。
だから、お父さんをおとしめるようなことを言っちゃダメ。
この子がお父さんを支えることで、より深い家族の絆になるよ”って。
思わず涙が出そうになった。何より嬉しい言葉だった。
夫を支えてくれる・・・。ホントにそう言う子になって欲しい。

”旦那さんはどう?”と聞かれ、
”『ストレスをお金に換えてると思ってるから、
俺のことは気にしなくて良いよ』って言ってます”と言うと、
”凄いねー。良い旦那さんだねー、ホントに”と。
確かにそうだと思う。
夫のお陰で、仕事もせず、鍼治療に通えてるんだから。
それ以前に、高額な不妊治療も受けられてるんだから。

深い話をひとつ。
乱れた気の上に、どんなに一生懸命何かを作り上げようとしても、
それは、乱れた世界を拡張するだけで、周りにも悪影響を及ぼす。
整った気の上に何かを作り上げると、
穏やかすぎて誰も気付かない。うん、凄く良い言葉。

お子さんの夏休みの行事に同行しなきゃいけないらしく、
7月の最終週、8月の1週目と3週目はお休みらしい。
残念だし、ちょっと不安だなー。
でも、”僕じゃなくても、他に分かる先生はいるので、
週1で来た方が良いよ”と言われ、そうすることにした。
先生の手に慣れちゃってるから、大切な時期だし、
毎回やって欲しいのは山々だけど、仕方ないもんね。

先生に会うと、ホントに安心する。
大きな手をお腹に当てて、タマちゃんの様子を伝えてくれる。
それだけで、とっても安心できるし、とっても心強い。
やっぱり鍼を始めて良かった。

先生に、”最初に診たときのこと、はっきり覚えてますよ”って
言われた。ワタシも良く覚えてる。
あれから半年近く経つなんて、月日が流れるのは早いなー。

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2007年7月 6日 (金)

”ちんけ”な幸せ

鍼の日。

ゆっくり行こうと思って早く出過ぎて、15分も前に着いちゃった。
受付に汗だくで出てきたM先生に、
”こんにちはー。体調はどうですか?”と聞かれ、
”体調は良いです。陽性判定も頂きました”と言うと、
最初、”何を言ってるの?”的な顔をされたので、ちょっと拍子抜け。
暫くして、”陽性?陽性・・・。えっと、着床判定ってこと?”と。
”そうですね。HCGが検出されたってことですね”と言うと、
”そうですかー”と、やっと笑顔を見せてくれた。
いつの間にか奥から院長先生もやってきていて、
”おめでとうございます”と言われたので、”ありがとうございます”と
頭を下げた。
ベッドに通されて、着替えるのにカーテンを閉めたとき、
M先生が初めて、”おめでとうございます”と言ってくれた。

左腕から胸・背中にかけて違和感があることを告げると、
小腸が弱ってる、と。
恐らく、血流が子宮に集まってしまってるので、
小腸に流れる血が少なくなってるんでしょう、と。
それと、時々左の卵巣の反射区がキュッとする、と伝えると、
”左の卵巣の状態は良いですよ。逆に右がちょっと弱ってるかな。
それを助けるために、左が頑張ってるんだと思います”と。
そうだったんだー。最近、左卵巣は頑張ってくれてるんだなー。
でも、余り無理しないでね。ただでさえ傷負いなんだから。

下腹全体に暫く手を当てていた先生が、
”うん、安心してくっついてますよ”と笑顔で教えてくれた。
”良かったー”と言うと、”話しかけてます?”と。
”はい”と言うと、”どんなことを話してます?”と更に聞かれたので、
”えっと、『貴方がパパを大人にしてあげてね』とか”と言うと、
大声で笑って、”なるほどなるほど。分かる分かる”と。
”男はダメなんだよねー”と。
”妊娠したことは、勿論とても喜んでるんでしょうけれど、
反面、ワタシのフットワークが重くなって、
レジャーが楽しめなくなることが、つまらないみたいです”と言うと、
”分かるなー。僕もそうだったから”と。
”男はどこかで夢見てるところがあるから”と。

右卵巣が若干弱り気味なことと、小腸の血流が鈍ってる以外、
全体的なバランスはとても良いとのこと。
”ホントに良く養生してるよね。うん、良くやってるよ。
顔が変わったもんね。女性はみんなそうなんだけどね。
妊娠すると顔が変わる。『ひとりじゃない』って言うか、
『寂しくない』って顔になる。
大切なのは、とにかく話しかけてあげることだから。
それと、旦那さん、忙しいだろうけど、旦那さんとも話してね”と。

幸せは、外から与えられる物じゃない。”ちんけ”なことほど良い。
大きい幸せを望むと、段々歪んでくる。
例えば、大きな家に住みたいとか、格好良い車が欲しいとか。
そんなことじゃなく、極端なことを言えば、息をしてるから幸せ、とか、
お日様の元、元気に歩けるから幸せ、とか、
今、お腹に赤ちゃんがいるから幸せ、とか、
自分の内側、自分が自分であることに幸せを感じられれば、
心が安定して、赤ちゃんも、その幸せを感じて、
”僕はここにいて良いんだ”って思ってくれる。
なんて言っても、お母さんの鼓動とか体調とか気持ちとかを
直接感じ取ってるんだから、って。
外から与えられる幸せはもろいけど、
自分の内側からにじみ出てくる幸せは、簡単には崩れない、と。

いつもホントに良いこと言うなー。
でもね、そんな言葉が素直に心にすーっとしみるようになったのも
M先生のお陰なんだ。
ホントにそうだなーって素直に思えるようになったのは。

”無理する気があるから、とにかく無理しないこと。
体を動かしてる方が気持ち良いって言うのは、
これだけバランスが整ってれば当然なことで、良いことなんだけど、
とにかく無理しないこと”と。
施術の途中、何度も”無理しないこと”って言われた。
良く分かってらっしゃる。(^^;)

最近、人混みがとても疲れる。
散歩は全然疲れないのに、人混みに入ると途端に疲れる。
体が欲してないんだろうなー。
とは言え、山の中に住んでるわけじゃあるまいし、
ある程度人のいる所に行く必要性は生じるので、
そんなときは、自分のご飯もお弁当とか買ってきて、
適当に済ませるようにしてる。
とは言え、出来合の物が美味しそうに見えないんだけどね。
実際、味付けとか濃かったりするし。

”まぁ良いか”って手を抜くことも大事だって言われたから、
無理せず、疲れを感じる前に手を抜こうと思う。
性格的に、かなり難しいんだけど、これも修行かな。
穏やかでおおらかなママになるための。(笑)

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2007年6月29日 (金)

もう始まっている

問診してくれた、若い女性の先生に、
”前回と違い、全くの無症状”であることを告げると、
”それは悪いことじゃないと思いますよ。
例え妊娠の兆候だとしても、『痛み』は良くないサインなので、
それがないってことは、喜ばしいことじゃないですか”と。

そうなんだよねー。
頭では分かっちゃいるんだけど、あってもなくても心配なのが、
移植から判定日までの症状なワケで・・・。
もっと言えば、ずーっとそうなんだよね。判定日以降もずーっと。

出かける前、”M先生はとっても良い先生だから、
タマちゃんもきっと気に入るよー”って、
お腹をさすりながら話しかけた。
M先生の初対面。タマちゃん、どうだった?気に入った?(笑)

”どう?調子は?”と聞かれて、
”とにかく暑いです。暑くてだるくて眠くて。
多分、デュファストンのせいだと思うんですけど・・・”と言うと、
”そっか。それは仕方ないねー”と言いながら、
全体に手をかざし、満面の笑みで振り返った。
”僕がこうして診てる限りでは、凄く良い状態だね”って。
”自分でもそう思います。移植したことさえ忘れそうです”と
言うと、M先生は、珍しく声を出して笑った。

その後は、問診してくれた若い女性の先生に、
あれこれとレクチャーしながら、全体のバランスを整えてくれた。
施術前、”胃がシクシクします”と言ったら、
”それは胃じゃなくて、デュファストン服用してるから、
体が解毒しようとして頑張っちゃってるんだよ。
一番の解毒部位は肝臓なんだけど、肝臓には出てないね。
膵臓に出てる。それが胃と表裏だから、
胃にも反応が出てるんだね”って。
鍼を打ってもらって、”お灸するように”って印を付けてもらった。
施術が終わる頃には、不思議とすーっとして、お腹が空いた。(笑)

移植当日からお灸をしてること、散歩もしてること、
週末には夫と釣りに行ったこと、等々色々話した。
先生は終始にこやかに聞いてくれた。
”ホントによく頑張ってるよ。女性でここまでやる人は珍しい”と、
肩を叩きながら誉められた。
”楽しいんです”と言うと、”それが一番だよ。
そこにたどり着ける人はなかなかいないんだよ”って言われた。

”らうさん、雰囲気変わりましたよね”と、
棒灸をしてくれながら、女性の先生に言われた。
”そうですか?”と言うと、”なんだか明るくなったし、
たくましくなった気がします。結果が期待できそうですね”って。
実は夫にも、”なんだか雰囲気変わったね”って言われた。
”小さなこと、今しなくても良いこと、にこだわらなくなった気がする”
って言ったら、”そうそう。しなくても死なないことは気にしない”って。
夫らしい。(笑)

釣りに行った話を聞いていて、M先生が、
”良い組み合わせだねー”と言った。
”旦那さんは、余りカッカとしない人なんだ?正反対だね”って。
はいはい、分かってますよ。ワタシは瞬間湯沸かし器。
でも、先生のお陰で、随分穏やかになったんですよ。

施術の終わり、忙しそうな先生に、手短に聞いた。
”車で釣りに行っても大丈夫ですか?”って。
”しんどくなければ良いですよ。ただ、疲れたなーと思ったとき、
ゆったり横になって、眠れるような環境がないとダメです。
そう言う環境がないなら、行かない方が良い”って。
それと、”漢方ってどうなんでしょう?”と聞くと、
”良い先生に診てもらえれば良いけど、間違うと、
逆に体を冷やすことになる。僕はそれで大失敗した。
だから余り進めないかなー”と。
なるほど。買う前に聞いてみて良かった。
取り敢えず、漢方に手を出すのはやめよう。

隣のベッドでM先生に施術を受けていた人は、
6日が判定日だって言っていた。
同じクリニックかどうかは分からないけど・・・。
お互い、M先生に良い報告ができると良いですね。

蒸し暑いけど、風が吹くととても気持ち良い。
少し歩こうかとも思ったけど、買い物をして帰りたかったので、
余り無理せず、電車で帰路に付いた。
最終的に家に辿り着いたのは、15時半近くだった。
疲れた感じはないので、大丈夫。気持ち良かったくらいだし。

この週末のことは、夫と相談して決めよう。
M先生にも言われたんだけど、”自然を眺めながら、
気持ち良く、のんびり過ごすことが一番良い”って思うし、
無理しなければ良いんだと思うし・・・。
なんだか、外に出たくて仕方ないんだよね。
ただ、ややもすると無理しがちな性格だから、気を付けないと・・・。

そうそう、最後に先生が、”お腹に充分話しかけてあげて。
『ここに宿ってくれてありがとう』って。
『ここにいても良いのかなー』って、疑問に思ってしまわないように。
もう始まってるんだから”って。
M先生には、何か見えたのかも知れない。
タマちゃんとM先生は、既に言葉を交わしたのかも知れない。
そんな気がした。

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2007年6月22日 (金)

君のためにできること

ちょっと疲れた・・・。

鍼に行く。
甲状腺と自律神経と風邪を指摘される。
どれも軽度らしい。
”神様じゃないから絶対とは言えないけど、
このコンディションなら充分妊娠できると思いますよ”と言われた。
分かってる。自分でもそう思う。
ワタシ側の準備は万全に整った、って。
やれることは全部やった、って感じだもの。
あとは、ベビちゃんが宿ってくれるかどうか。
ベビちゃんの生命力と”気持ち”に任せるしかない。

”もうどっちでも良いんです”と言った。
M先生は、”すっかり達観しちゃったね。でもそうだと思う。
気持ちが全然変わってると思う。それで良いんだよ”って。
”そこ”がゴールじゃないってことなんだよね。

移植の日の注意を受ける。M先生に施術してもらえないから。
お灸とウォーキングのこと。
今のワタシには、”家でじっとしてろ”って言う方が無理。
でも、大丈夫。無理はしませんから。

お灸が熱くて水膨れができた話をすると、”あれ、熱いから”って。
最初に使っていた、マイルドタイプを購入して、院を後にする。

次に、日本橋へ夫のスーツのパンツを取りに行く。
その途中、”STONE MARKET”を見つけた。
以前、武蔵村山にできた”イオン”に行ったとき、
そのお店でお揃いの携帯ストラップを買った。天然石の。
最近、夫のストラップが切れてしまったので、お店に入ってみた。
同じのがあると良いなーって。
すぐに見つかって購入。これでまたお揃い。

地下鉄で日本橋へ。パンツを受け取って八重洲口へ向かう。
次は新宿。”よもぎ蒸し”を買いに。

前回はしまってたんだけど、今日は開いていた。
とても小さな、煩雑なお店。
入ってすぐに見覚えのある箱を見つけ、レジに持って行った。
店員さんは韓国の人だったんだけど、日本語が通じた。
”ホームページ知ってますか?”と聞かれたので、
”ホームページを見て買いに来ました”と言うと、”そうですか”と。
”新しいホームページで、今色々セールをやってるので、
良かったら見て下さい”と流暢な日本語で言われ、
”はい、見てみます”と答えた。

蒸し蒸しした暑さにやられたのか、今朝体温が上がったからか、
はたまた、M先生に指摘された、”軽い風邪”のせいなのか、
なんだか体がだるく、足取りが重くなってきた。
電車で戻り、パン屋さんで調理パンを買って帰宅。
お腹は空いてるんだけど、食べたい物が浮かばない。
強いて言えば、自分で作ったものが食べたいけど、
疲れて無理っぽかったから。

”楽しんで、リラックスして”。そう言われてもねー。
多少ナーバスになってるし、不安にもなってる。
でも、考えても仕方ないから。
息切れしないように、最後までできることをやりきろう。

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2007年6月15日 (金)

自己愛

梅雨入り、したよねぇ?
なんなの?この青空。
もの凄く高くて、もの凄く青くて、もの凄く綺麗なんですけど。
おまけに、この暑さったら・・・。

左胸部の鋭痛、右目奥の鋭痛、右脇下の鈍痛。
どれも心臓からきてる、って言われた。
”ここは?”って、ちょっと押されると、もの凄く違和感がある。
その”違和感”が、最近はっきり分かるようになった。
先生が手を当てると、”あ、そこそこ!”みたいな・・・。

全体の気を整えてから、婦人系臓器の反射区を調べる。
子宮・卵巣・肝、と。
一通り手をかざしたあと、先生は手を止めて言った。
”今、自分で感じる体調はどう?”って。
”上半身の違和感意外は、悪くないと思います”と答えると、
”うん、もの凄くいい状態だよ。コンディションは最高。
ちゃんといたわってあげてるのが良く分かる。偉いねー”って。

”そのコツは?”って更に聞かれた。”どうしてあげてる?”って。
少し考えて、”自分の体を第三者的に見てる、って言うか、
例えばお腹を触ってみて、ちょっと冷たいなーって思ったら、
『お灸してあげるねー』みたいな・・・”って答えると、
”おぉ~、凄いねー。ちゃんと分かってきたんだねー。
僕も見習おう”って。(笑)

要は、そう言うことなんだよね。うん、そうそう。
分かってきたのよ、先生。

”色んなことを感じ、色んなことが分かってくると思う。
それは別に、体調を良くしたいとか、子供が欲しいとか、
そう言う次元の問題じゃなく、生きていく上で、って言うか、
人生そのものにとって重要なことが分かってくる。
実はそれが一番大切で、それが分かれば、
人の手を借りなくても、幸せで充実した人生が送れる”って。
自分を愛し、自分の声を聞いてケアしてあげる。
実はそれが一番難しくて、一番大切なことなんだよね。
でも、コツさえ分かれば、自分で何とかすることができる、って。

鍼治療に通い始めた頃は、”とにかく次は流産したくない”って
そのことだけを考えてた。
でも、今は全く違う。寧ろ不妊治療のことは余り考えてない。
勿論、良い結果が出たら良いなーっとは思ってるけど、
それが全てじゃなくなってる。
なんて言うか、もっと根本的で、もっと本質的な、
”生きる”上で凄く大切なことを会得できた気がする。
それが故に、満ち足りてるんだと思う。わけもなく・・・。

左胸の下に1箇所だけ皮内鍼を入れてくれた。
”他の所は自力でバランス取れてるみたいだから”って。
あと、毎回言われる”肝”のツボに沢山印を付けられた。
あぁなんか、M先生に師事したくなってきた。(笑)

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2007年6月 8日 (金)

セルフ・ケア

M先生大好き。
今日も、沢山沢山色んな話をしてくれた。とってもためになる話。

動悸は、やっぱりウォーキングのせいだったらしい。
”慣れてくるとなくなると思うんだけど、
ウォーミングアップをしてから歩き始めるようにした方が良いね”って。
”一通り家事をしてから出かけるとか”って言われたけど、
そんな、夜明け前に洗濯とか掃除とかできないでしょう・・・。(^^;)

どちらにしても、ワタシの心肺能力にとって、
”起き抜けウォーキング”は負担があることが分かったので、
朝一と決めず、午前中30分、夕方30分歩こうと思う。
”私(M先生)と性格が似てるから分かるんだけど、
『苦しいから効いてる』は錯覚だから、苦しくなるまでやっちゃダメ。
あくまでも、『心地良い』のが大切だから”って。はーい。

”今、ベストな状態だね”って言われた。子宮も甲状腺も。
ただ、毎回言われる、”肝”が相変わらず冷えてるのと、
軽度の風邪が入ってるのと、心臓が弱ってるらしい。
その辺のツボに印を付けてもらって、お灸をするように言われた。
”子宮の皮内鍼は取るね。今、ベストの状態だけど、
これ以上入れておくと、それに頼って自力で保てなくなるから”って。

M先生と話してると、セルフ・ケアの大切さを痛感する。
”自分に愛情を持って”って言われた。その意味も良く分かる。
”段々分かってきてるねー”って言われると、凄く嬉しい。

そうそう、帰り際に変な患者さんに遭遇した。
”変”って言うか、もの凄く他力本願な、本末転倒な患者さん。
お会計の時、いわゆる”苦情”を言ってたんだけど、
途中、院長先生が出てきて、”僕が聞きますから”って。
聞くともなく聞いてると、”もっと色々言って欲しいんです。
『頑張って歩いてるから良くなってるね』とか。
お灸をしてもらうと暖かくなるけど、そうじゃなくて、
もっと色々言って欲しいんです”って。

きっと、”誉めて誉めて症候群”なんだろうな、彼女。
手の掛かるお年頃の子供がいて、毎日バタバタしてるらしい。
旦那さまとの関係も、余り納得がいってない様子。
(隣のベッドだったから、聞くともなく聞こえてしまった・・・)
一生懸命やってるのに、誰も誉めてくれない。認めてくれない。
典型的な”誉めて誉めて”、”良い子良い子して”症候群。

分かるけどね、気持ちは。
でも、”誰のために通ってるの?”って言いたくなっちゃった。
自分のために、自分の体のために通ってるんでしょ?って。
別に先生方だって手を抜いてるわけじゃない。
そんな心持ちじゃ、施術した効果も半減しちゃうよ?
”気持ち”って凄く大切だって、ワタシも実感してるし。
施術中、”バタバタしすぎ”って院長先生に言われてた。
その通りだなーって思った。心に余裕がないんだろうなーって。
その穴埋めまで鍼治療に求めるのは、どうかと思うけど・・・。(^^;)

ビアード・パパで、シュークリームを買ったので、
電車で帰ってきた。
だって、持ち帰りは1時間以内、って言うんだもの。
夕方歩けば良いや、って思って。
今夜は夫が歓迎会で、晩ご飯の支度、要らないし。
・・・って、もう15時だ。早いなー。

”今回結果が出なかったら、治療を一旦休もうと思ってます”
って言ったら、少し間があって、
”とにかくリラックスしてね”って言われた。
先生には、少し思い詰めてるのが伝わったのかも知れない。
不安定になってるのが伝わったのかも知れない。
分かってます、先生。先生の言いたいことは。
セルフ・ケア、ちゃんとしますから。どっちに転んでも。

1週間に1度の貴重な時間。
不妊治療をやめても、鍼だけは通うかも知れない。
不妊目的じゃなくても、M先生に施術してもらえるかなー。

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2007年6月 1日 (金)

日の出と共に

2週間ぶりの鍼。
なんだかもの凄く混んでいて、バタバタしていた。
手を抜かれてるとは思わないけど、
”癒し”の要素は薄かったかも・・・。

鍼の後、赤坂まで歩いて、水子地蔵にお参りしてきた。
”卵採れたよ。今月、お腹に戻すよ。
それまでに、できたらパパも連れてくるからね”って。
”だからみんなで、新しい卵の命を守ってね”って。
心が凪ぐ。
久しぶりに1時間以上歩いたら、足の裏が痛くなっちゃった。
でも、今はとっても心地良い疲れが残ってる感じ。

鍼の先生に、”歩くのに最適な時間ってあるんですか?”って聞いた。
”あるよー。日の出。朝日のパワーは凄いんだよね。
感覚じゃなくて本能に作用する。
実際、日の光を浴びることでメラトニンの分泌が決まるし”って。
”逆に、悪いのは日が沈んでから。
でも、『落ち込み』があるから、ホントは2回歩くと良いんだよね。
だから、通勤に30分ずつ歩くのが一番良いんだ”って。
一度高められた心配能力が落ち込むとき、
もう一度歩いて、下降線を復活させるってことらしい。なるほどねー。
日の出と共に目覚め、日の入りと共に休む。
古代の生活が、生物としての体には一番良いってことなのかな。

パソコンの前に長時間座るのは絶対ダメだ、って言われた。
血流が滞るから、って。
あと、締め付ける服装はダメ、ハイヒールはダメ、って言われた。
泣いても笑っても1ヶ月弱のことだから、精一杯頑張る。

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