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2007年8月 3日 (金)

一夜明けて

昨夜は珍しく、夫が早く帰宅した。
仲の良い先輩に、ワタシが流産した(?)ことを告げると、
早く帰れるように取りなしてくれたらしい。
しかも、重箱のような箱に詰められた、
とっても上品なクッキーのセットを、”お見舞い”として渡されて・・・。

”まだ決定じゃないんだよ。まだベビ、ここにいるんだし”と言うと、
”そうなの?”と。何聞いてんだか。
”これでもし、来週心拍が見えたら、ただの詐欺だよ”と。
余りに高級そうなクッキーセットだったので。(笑)

それにしても、こそっと買って持たせるなんて、
気が利いてると言うか、粋なことすると言うか。
聞けば、年は3つしか違わないんだけど、バツイチだとか。
やっぱり、辛い経験してる人って、その分優しいのかも。
ちょっと会ってみたくなった。

一夜明けて、変わらずPCに向かうときはOAエプロンを付けて、
気付くと、お腹に声をかけ続けてる。すっかり癖になっちゃってる。
”ねぇ、どうしても産まれてくるの、嫌?
ワタシのお腹で成長するの、嫌?”なんて聞いてみたりして。
”来週、ちゃんと大きくなって、心拍も確認できて、
二人で奇跡起こしてやろうよ。先生驚かせようよ”、なんて。
つたない希望でも、ベビがお腹にいるうちは、諦めたくない。
その気持ちが、ベビに対しての誠意だと思うから。

加齢だけが問題じゃなく、不育症なのかも知れない。
最初の妊娠と2回目の妊娠が5年以上間が開いてるとは言え、
今回流産したら3回目。
それも、全部心拍確認後、ってことになる。
こうなってくると、胎児側だけの問題じゃない気がする。
今回の治療を再開する前に、
検査を受けておいても良かったかも知れない。
ラストだ、って決めていたなら、尚更、ね。
まぁ、今更後悔しても仕方ないけど。時間は戻せないから。

ガスが溜まり易く、時々下腹部がチクチクするけど、
腹痛とか出血とか、全くない。
お腹にいるんだから、当たり前と言えば当たり前だけど、
現実を突きつけられても尚、奇跡級の逆転を望んでしまう。
でも、”納得行かない!”、とか、”絶対諦めない!”とか、
鼻息の荒い感じじゃなく、割と冷静に考えてる。
決して無理してるとかじゃなく、ごくごく自然に。
だって、何も変わってないんだもの。自覚的には。

それこそ、流れに身を任せて、たゆたってる感じ。
理想的と言えば理想的な状態かな。皮肉だけど。

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