« リラックス鍼? | トップページ | 一夜明けて »

2007年8月 2日 (木)

無感情で・・・

呼ばれた番号の内診室には良い思い出がない。
なんだか嫌な予感がした。

エコー画像が映し出されてすぐ、ワタシの目にも分かった。
余り成長していない胎児の姿と、心拍が無いことが・・・。

その場では何も説明されず、
”お話がありますから、診察室の前で待って下さい”と言われた。
前回は、その場で処置が始まったので、
もしかして、ワタシに見えなかっただけ?と思った。
でも、大きさは明らかに小さかった。

診察室に呼ばれると、”えっとね、心拍が見えないんですね。
大きさも、8週目としては小さすぎるし。
このままだと納得できないと思うので、来週もう一度診察して、
状況が変わらなければ、翌日手術になります”と。
淡々と、手術の手順と、”受精卵には寿命がある”と言う話を、
時々笑顔を交えつつ話し続ける先生を見て、
”どうして笑ってるんだろう?”って思った。

”手術の手順だけ、処置室で聞いて帰って下さい”と言われた。
分かってるんだけど・・・。
処置室に呼ばれ、プリントを渡された。
次の診察までの数日間を、何もせずに過ごすのかーと思った。
胎嚢がしっかりしていて、大きさも大きくなっているので、
完璧に稽留流産。
”今の状態だと、体が流産したことに気付かないと思います”って。

殆どなんの感情もないまま帰宅。
信じられないとか、悲しいとか、そう言う感情も全くなし。
寧ろ、”まだ分からないじゃない”的な感情が沸き上がってきた。
1週間後としては、明らかに大きくなっていない胎児。
でも、まだ分からないじゃない、って。

会計待ちの時、夫にメールするも返事無し。寝てるんだろう。
まっすぐ帰宅して、ベッドルームに声をかける。
”心拍が見えないって”と。”ウソ”と声を発した夫に、
先生から説明された事柄を淡々と伝え、部屋を後にした。
すぐに、明日の鍼治療のキャンセルの電話を入れた。
施術で血行が良くなって、万が一、があると迷惑になるし。

簡単にお昼ご飯を食べ、母に電話。別件で留守電が入っていて。
母には妊娠のことは伝えていない。
伝える必要はないと思ったので、話さなかった。
”野菜を送ったよ”との言葉に、世間話をして電話を切った。

珍しくエアコンをつけたリビングで、ソファに横たわり熟睡した。
勿論、お腹は冷やさないように、遠赤パンツは履いて。
”絶対諦めない!”って強い気持ちじゃなく、
ベビがお腹にいるうちは、環境を変えたくなかった。
それが、ベビに対するワタシの愛情だから。

朝、新宿駅で起きた人身事故で、電車の中に30分缶詰になった。
思えば、その辺から嫌な予感、だったのかも知れない。
まぁ、現実にはそんなことは関係ないんだけど。

ちょっとお腹が張ってる気がするけど、腹痛も茶オリもない。
でも、日曜日にちょっと気になる茶オリが出た。
今思うと、あのときに心拍が止まったのかも知れない。
流産も3回目ともなると、なんとなく分かってくる。

今は、なんの感情もない、と言うのが正しいと思う。
診察日まで、大量出血とか、激痛とか、
そう言うことが起こらないように、って、それくらいかな。
手術もきついけど、経験してるから。
先生に、”必要以上に緊張したり怖がったりすると、
痛みが増長されるので、余り心配しないで”と言われた。
確かにその通りかも知れない。

無感情のまま、”その日”を迎えたい。今はそう思う。

妊婦検診  4,000円

|

« リラックス鍼? | トップページ | 一夜明けて »