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2007年7月10日 (火)

命のろうそく

今朝、何気なく合わせたテレビのチャンネルで、
5年ちょっとで病死した男の子のドキュメントをやっていた。
息をするがやっとの状態で、
弟2人の姿を見つけ、手を伸ばしたその姿を見て、
感極まって涙が溢れ出てしまった。
生きようとする命、一生懸命生きている命って素晴らしい。

1歳と3歳の子供の手を引いて電車に飛び込み自殺した母親。
産まれたばかりの嬰児を車の中に放置して死なせた母親。
3歳の子供に虐待を続け、死なせてしまった義理の父親。
まだ抵抗もできない、意志の疎通もおぼつかない子供を手に掛け、
その命の火を消してしまう権利なんて誰にもない。
ましてや我が子を殺めるなんて、信じられない。

命のろうそくの長さは決まってるんだと思う。
今朝見た、病気でなくなった男の子は、
5年ちょっと分のろうそくを、精一杯燃やしたんだと思う。
でも、元々とても長いろうそくだったのに、
誰かの手で強引に折られ、消される炎ほど切ない物はない。

午前中の受付だけで300人を超える不妊治療クリニック。
途中で消されてしまったろうそくの1本でも、
その中のひとりに手渡されていたら、って思うとやりきれない。
小さな命が殺められたニュースを聞く度、
いつもいつも同じことを思う。
神様仏様、観音様や七福神様達にも、
どうにもならないことなんだろうか、って。

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