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2007年2月11日 (日)

多面性

去年の夏、治療再開日(初診日)に受けた精液検査の結果は
良好だった。
院長先生に、”標本のような精子です”と言われたほど。
その後のヒューナーテスト(フーナーテスト)も良好だった。
”これなら100%自然妊娠するはずだから、
妊娠しないのは奥さんのせい”と言われたほど。

ちなみにこれ、初診の時、殆どの人が言われる言葉みたいだね。
中には、それを聞いて泣き出す人もいるらしいけど、
ワタシは”その通り!”と思って頷きながら聞いていた。
そしたら院長先生に、”貴女は物わかりが良い”と誉められ(?)、
段々饒舌になり、長々と色んな話をしてくれたのを覚えてる。

今のところ、採卵は2度経験したけど、初回が空砲だったので、
受精・分割は1度しか経験してない。
なので、受精の時の夫の精子の状態も、当然1度しか知らない。
通常の、ふりかけ法(?)の受精には問題ない数値だったから、
当日も再採精にならなかったんだけど、
素人目に見て、運動率の低さと奇形率の高さは気がなった。
年齢的なもの、職種的なものもあるんだと思うけど。

鍼灸治療を始めるとき、そのデータを問診票に書いて行った。
先生に、”旦那さんも歩くようにすると、奇形率も下がるし
運動率も上がると思いますよ。あとは食生活かな”と言われた。
夫は元々体を動かすのが好きな人で、
以前から、一駅二駅歩くようにしている。
なので、食事面からサポートできないか、と常に思っていた。

前回の流産後、自分でタイミングを図っていた頃、
不妊に亜鉛が効くと知って、早速サプリメントを飲んでもらった。
確か、ワタシも一緒に飲んでいたと思う。
その後、子作り自体を止めてしまったので、サプリも止めた。
最近、”精子の数が増えた。亜鉛を飲んでいたからかも?”
と言うコメントを見かけた。やっぱり良いのかも知れない。
夫にその話をすると、”それが良いなら協力するよ”と言われた。
その言葉が、何となく引っかかった。

夫は、ワタシの提案したことは殆ど受け入れてくれている。
こと不妊治療に関しては。
治療再開だって、鍼灸治療だって、とても協力的だと思う。
中には、精液検査すら受けてくれない旦那さまもいるらしいし。
そういう意味では、とても感謝してる。
お灸だって、どんなに遅く帰ってきても、どんなに疲れていても、
毎晩付き合ってくれてるし。

ただ、裏を返すと、丸投げなんだよね、ワタシに。
全て一任、って言えば聞こえは良いけど、100%依存。
”お前がそう言うならそうする”、そう言うスタンス。
そこにちょっと違和感を感じて、
”良いって言うなら飲むよ”との言葉に引っかかったんだと思う。

年が明けてから、水子供養のできるお寺を探していた。
何かのついでに手を合わせに行けるような、
都心にあるお寺が良いなーと思っていて、ひとつ目星を付けていた。
前回の流産の時、特別なことはしなかった。
鎌倉が好きなので、水子供養で有名な長谷寺に行き、
二人で手を合わせてきただけだった。
今回は、さすがに二回目なので、ちゃんと祈祷してもらい、
水子地蔵尊の前に塔婆を建ててもらおうと思っていた。
二人分の。

治療再開前にお参りに行きたいと思っていたので、先週予約した。
今日、これから行くことになってる。
都心なので電車で行くつもりだったんだけど、
昨日夫が、”電車で行くつもりはない”と言うので、車で行く。
駐車場があることは知っていたので、問題はない。
昨夜、地図を印刷しておこうと思って夫に言ったら、
”もうしてある”と、通勤鞄の中から引っぱり出してきた。
場所は言ったけど、お寺の名前は言わなかったのに、
自分で調べて、印刷してきたらしい。
ちなみにその地域には、
水子供養のできるお寺はそこだけだったらしい。

ちょっと嬉しかった。自発的に調べてくれたなんて。
今まで、どちらかというと依存的だったのに、って。
うちのプリンタのインクが切れてると思ったのかも知れないけど、
(鍼灸治療初診の時、問診票を印刷しなきゃいけなくて、
その時、プリンタのインクが切れてるのに気付いて、
夫が、”仕事帰りに買ってくる”って言ったんだけど、
とりあえずファイルをメールしてくれれば、って言われて、
会社で印刷してきてくれた。
その後、インクはワタシが買ったので、印刷できるんだけど、
夫は知らなかったのかも知れない)
それでも、嬉しかった。

水子供養は1時間くらいで終わるらしいので、
その後、念願のコーチファクトリーに連れてってもらう。
三井不動産がやってるアウトレットモールで、南大沢と幕張にある。
どちらに行くかはまだ決めてないので、両方の地図を印刷した。
住所が分かればナビで検索できるんだけど、
夫がお寺の地図を印刷してきてくれたので、そのお返しに。

物事には多面性がある。一面だけで判断するのは良くないこと。
ましてや、人の言動は、
その人の精神状態や環境によって逐一変化するものだと思う。
瞬間的な言動に一喜一憂するのは、かなりストレスになる。
根本的なこと、本質的なものを見失わないようにしないと。
そう思った。

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