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2007年1月24日 (水)

密度

月末の銀行巡り。
行くときは寒かったのに、帰ってきたら汗をかくほど。
大量の荷物を抱えていたからもあるんだろうけど、
やっぱり歩くって、全身運動なんだよね。

歩きながら考えてた。友達のこと。
前回会ったのは10月半ば。移植の直前だった。
ワタシに会った2日後に、彼に久しぶりに会うって言ってた。
3ヶ月振りとか4ヶ月振りとか。
今日、彼女は3ヶ月振りに彼に会ってるはず。
また、ワタシと会った2日後が、彼との久々の再会日だったらしく。

彼女の3ヶ月は、彼と会えず悶々とした日々だったと言う。
メールの返事も思うように帰ってこず、
年末年始の休みに旅行に行く予定も立てず、
長期間の旦那さんとのツーショットに、げんなりしていたと。

それに比べてワタシの3ヶ月は激動だった。
移植して、妊娠して、幸せで、不安で、流産して。
今は調整期間だけど、新たに鍼灸治療を始めようとしてる。

思ったんだ。
恋をしてる彼女より、ワタシの”今”はずっと密度が濃いな、って。
善し悪しじゃない。勝ち負けでも勿論ない。
生き方は人それぞれだし、自分で納得すれば良いことだし。
ただ、どう見ても納得していない、
充実していない毎日を送ってる彼女が、
なんだかちょっと可哀想だなーって思えてしまった。

流産した後、全てが止まってしまった気がした。
それまでの数ヶ月の頑張りが、全て無になってしまった気がした。
前にも後ろにも進めず、停滞してしまったように思っていた。
でも、彼女に会って、違うんだ、って思った。
ワタシの数ヶ月は、お腹に赤ちゃんを宿したこの数ヶ月は、
とても充実していて、とても密度の濃い数ヶ月だったんだ、って。
そう、きっと、恋をしてる(?)彼女よりずっと。
(ワタシに言わせると、”そんなの恋じゃない!”って思うんだけど、
それはまた、別の機会に。)

”私が羨ましくなるくらいなママになってよ”と言われた。
”私の周り、子供がいる人が少ないし、らうには、
『私も子供が欲しい!』って思えるようなママになって欲しい”って。
”言われなくてもそうするわ”と、心の中で思った。

願わくば、旦那さんとちゃんと向き合って欲しい。
別れるにしても続けるにしても。
向き合うことを避けてたら、何も見えないし、何も始まらない。
好きになって一緒になった人なんだから、
お互いに理解し合って、納得して欲しいと思ってる。
友達として。

でも・・・。
やっぱりワタシは、彼女を羨ましいと思ってるんだろうか。
心のどこかで、コンプレックスというか、競争心を持ってるんだろうか。
綺麗な付け爪、マスカラたっぷりのまつげ、胸の開いたワンピース。
(ブラのひもが丸見えだったところが彼女らしいけど)
着飾ってる彼女と、服装に納得してない自分。
無意識に比較して、引け目を感じていたんだろうか。
その敗北感(?)を、必死に埋めようとしてるだけなんだろうか。
だとしたら、ワタシはまだまだだな。

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