« ご報告 | トップページ | 喪失感 »

2006年12月12日 (火)

一夜明けて

”子宮内容清掃”って、なんかやな響き。
施術後に渡されたプリントに書いてあったから。
”子宮内容清掃術語の注意”って。
だからそのまま昨日も書いたんだけど。

もっとなんか、違う書き方無いのかなー。
例えば、”除去”とか”摘出”とかなんとか。
普通は”掻爬(そうは)”って言うよね。
その辺はプロなんだから、考えるべきだと思うけど。

昨夜、心身共に疲れてるはずなのに、余り眠気が起きなかった。
その上、メテルギンの作用で、重い生理痛のような痛みがあって
夫が寝た後も暫く起きてた。
記憶が鮮明なうちに”部分麻酔での掻爬”初体験の記録を
記しておいた方が良いなーって思って、ノートに書いた。
書いてるうちに涙が溢れてきた。
その時、変な言い方なんだけど、気持ちと涙は関係ない気がした。
気持ちはかなり落ち着いていて、現実をちゃんと受け入れていた。
今思うと、すぐに処置することを勧めてくれた院長先生に
感謝してるくらい。
でも、その気持ちとは全く無関係に涙が出てくる感じ。
次から次へと。嗚咽が漏れるくらい。
泣きながら、”どうして泣いてるんだろう”って自問自答した。
悲しい?切ない?寂しい?疲れた?怖かった?って。
どれもしっくりしない気がした。
で、人間にもやっぱり本能があるのかなーって思った。
個別の感情なんて、理性が理由を付けてるだけで、
心とか、体とかが、自然と涙を出してるのかなーって。

思えば、妊娠してからずっと不安だった。
前回の経験のせいが大きいと思うけど、
いつかダメになるんじゃないか、またダメになるんじゃないか、って。
否定的なイメージはホルモン的にも体に良くないから、
必死に笑っていたような気がする。
命が失われたんだから、不謹慎な言い方かも知れないけど、
今、お腹に赤ちゃんがいなくなって、正直安堵してる部分もある。
あぁ、これで心配しなくて済むんだなーって。
そんな本音もあって、気付くと涙が溢れたのかも知れない。

ノートには、かなり鮮明に書き記した。
取り敢えず、子宮口を広げる処置まで。
実際の子宮内容清掃術のことも、早い段階で書いておこうと思う。
それを、ここに書くかどうかはまだ決めてない。
出産ならともかく、掻爬の経験を披露するってどうなの?って思うし。
でもね、実際は出産したような感じだった。感覚的に。
事実、そういう気持ちで臨もうって決めて臨んだから。
実際のお産は、あの100倍は大変なんだと思うけど。

これから母に電話する。これが一番辛かったりする。
やっぱり報告はもう少し後にするんだった。
結果的に、妊娠しました、はい、ダメでした、みたいな、
物凄くスパンの短い報告になっちゃうことになる。
お騒がせする形になっちゃって、ホントに申し訳ない。
友達には昨夜のうちにメールしたんだけど。
夫のご両親には、帰宅後すぐに夫から電話してもらった。
どっちにしても、周囲の落胆ぶりを見るのが辛い。

あと、保険会社に報告しないと。
確か、稽留流産の場合、女性疾患の対象になるはず。
こんなときに何だけど、もらえる物はもらっておかないと。
次のステップもあるわけだし。
まだちょっと、具体的に考えてないけどね。
取り敢えず、1度くらいゴルフのラウンドしてから再開しようかな。
旅行付きで。

|

« ご報告 | トップページ | 喪失感 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。