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2006年12月29日 (金)

選択(2)

借りてきたCDのダビングが終わったので返却に出た。
帰り、今日もひとりだし、何か出来合の物を買って、
適当に晩御飯を済ませようかなーと思って、
スーパーで、スライス・ローストビーフとコブサラダを買った。
あと、コンビニでパスタでも、と思って向かっているところに、
夫からメールが入った。
”今夜の飲み、やめにしました”って。

なんとなく、そうなるんじゃないかなーとは思ってた。
2日連チャンは面倒になっちゃうんじゃないかなーって。
相手が職場の後輩だから、無理に今日飲む必要もないはずだし。
夫の性格は分かってるし、大体そう言う勘って当たるんだけど、
言わせてもらうなら、あと30分早く連絡欲しかったなー。

”定時ソッコーで帰る”って言うから、”何が食べたい?”って聞くと、
鍋の絵文字が返ってきた。
多分そうだろうなーとは思ったんだけど。
飲んだ次の日って、汁物が欲しくなる人だし、
ワタシもお酒を飲むので、その辺の味覚は大体分かる。

汁物なら別に鍋じゃなくても妥協する人なので、
行きつけのラーメン屋さんでも、って思ったんだけど、
まぁ、適当に作るかーと思って、来た道を引き返した。
鍋って言われても、何鍋にするか悩むんだよねー。
殆ど作り尽くした、って感じだから。
取りあえず、団子鍋にしようと思って、食材を買い込んで帰宅。
途中見上げると、綺麗な半月。
その時、さっきの言葉が蘇ってきた。”子供は親を選ぶ”、か。
流産することが分かっても、ワタシのお腹に宿ることを決めた命。
切なすぎる。
鼻の奥がツーンとして、歩きながら涙が溢れてきた。
なんて馬鹿なの?産まれられないのに、ワタシなんか選んで。

でもね、貴方のお陰で気付けたことも沢山あった。
短い間だったけど、幸せな気持ちも沢山感じた。
妊娠できた、それ自体もそうだけど、夫との関係性に於いても。
”この人と結婚して良かった”って思ったんだ。ホントに。

去年の夏、本気で離婚を考えた。
悩みに悩んで乗り越えたんだけど、
ワタシの中で、夫に対する感情が変化したのは否めない。
ある意味、諦めたというか、割り切ったというか。
そう言うのを見透かして、今回、降りてきてくれたのかも知れない。
今の幸せを自覚させてくれるために。

きっと楽しいと思うよ、ワタシ達の子供に産まれたら。
どうして産んであげられないのかワタシには分からないけど、
選ばれたって事は、ワタシ達夫婦は、
”子供を持っても良い”って思われたってことなのかな。
前回から6年半経ってやっと、そう言う夫婦になれたのかな。
小さな命から認めてもらえたのかな。

次に降りてきてくれるときは、産まれられると思った時にしてね。
3つも小さな命の選択を無駄にしたら、立ち直れそうにないよ。
待ってる人は沢山いるんだから。
確実に産まれられる人の所に降りた方が幸せなんだから。

でも、貴方達に選んでもらって、6年前も今回も、
ワタシはとっても幸せだったよ。
色んなことを気付かせてくれたし、色んなことを教えてくれた。
だからまた選んでもらえるように、夫と二人の生活も、
楽しく幸せに過ごして行くからね。ホントにありがとう。

そんな風に思ったら、また涙が溢れてきた。

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コメント

らうさんこんにちは。久しぶり!になってしまいました。
私は仕事を持っているのでこの年末はバタバタでした。
でもようやく今年も終わりですね。

私も、赤ちゃんは天から見ていてどのカップルに降りようか選んで降りてくる・・・って話聞いたことあります。
でもね、それは赤ちゃんにもカップルにとっても人生の修行のためだって・・・。魂のランクを上げるためだって・・・。そういう事を聞いたことがあります。おかげさまでホント・・・強くなったよ。って思います。
ははは・・・。

恐らく、何の苦労もなく、欲しいときに赤ちゃんが産める人よりも、産めない人の気持ちがわかる。流産してしまった人の悲しい気持ちもわかる。。。等等・・・・
こんな気持ちわからなくてもいいのに・・・って思うけれど、でも、やっぱり人間としては苦労している人のほうが人に優しくなれるところあるよね。
若いときはいいけれど、年をとったら心に余裕のある優しい穏やかな人でありたい・・・と最近思う。

働きながらの不妊治療って大変だよね。私もホント・・・苦労してます。でもね、これは私だけかもしれないけれど、仕事があるおかげで悩む時間が少なくなった。精神的には私にはこれがあっているんだと思う。
らうさんも色々と考えているみたいだけれど、でも今は焦らずゆっくりとこれからのこと考えたほうがいいと思う。人生はまだ長いのだから。
マイペースマイペース。

来年もよろしくお願いいたします。
そうそう。私も左側にチョコレート膿腫(摘出はしてないの)あって・・・。何だかまだまだ似たようなところあるかも・・・。今度はメールしちゃうかも。来年は二人そろってKLC卒業しよう!

投稿: KAY | 2006年12月30日 (土) 15:51

神様は、その人に乗り越えられない試練は与えない、とか、
悲しみを経験した分、人は優しくなれる、とか、
人生は修行、とか、色々言われるけど、
それはそれで、勿論そうなんだとは思うけど、
でももう、いい加減ギブ!って思いました。今回ばかりは。
それでも前に進んで行かなきゃいけない。
ホントに酷ですよね、生きるって。

周期に合わせての通院だし、通院日も多いから、
仕事とのスケジュール調整は、ホントに苦労しますよね。
そのストレスが嫌で、ワタシは結局辞めましたけど、
今となると、続けていても良かったかなーと思います。
術後の体調が回復してくると、気持ちが外に出たくなるし、
仕事してたら気が楽だったろうなーって思うし・・・。
割と長くやっていて、好きな仕事だっただけに勿体なかったかな?と。

KAYさんもチョコ持ちなんですか?それも左?凄い偶然ですね!
ワタシの場合、痛みを伴っていたので、妊娠にも支障が出るし、
(実際、排卵期に痛んで鎮痛剤を服用したりしていたので)
取ってしまいましょう、と摘出しました。
そのことを、初診のとき、院長先生に怒られましたけど。(笑)

もしメールを頂けるなら、是非、メールアドレスを書いて下さい。
直接お返事できますので。
こちらこそ、来年も宜しくお願い致します。
卒業に向けて、頑張りましょうね。(^^)

投稿: らう | 2006年12月31日 (日) 09:49

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